給湯器交換のサイン
給湯器は調子の良し悪しが分かりにくく、突然お湯が出なくなって慌ててしまいます。
特に水道の水温が低い冬は、冷たい水からお湯を沸かすため、給湯器の負担が大きくなり、給湯器の故障が多くなります。
急に壊れる前に事前に交換目安を知っておきましょう
以下のサインが出たら交換のサインです!
給湯器から異音がする
普段感じたことのない変な音がしたら、燃焼管のつまりや点火装置に問題があるかもしれません。
給湯温度が揺らぐ
温度が不安定で設定温度よりもぬるかったり、追い焚きができないなどの不調がある場合は熱効率が落ちています。
お風呂のお湯がぬるい
お湯が普段より温まりにくい、お湯張りはできるが追い焚きができないと感じたら交換時期のサインです。
お湯が出るまで時間がかかる
普段よりお湯が出てくるまでに時間が掛かるように感じてきたら、経年劣化によって機器内部の効率が悪くなっていることが考えられます。
リモコンにエラー表示が出る
給湯器に何らかの不具合があった際は、リモコンに2桁もしくは3桁のエラー表示がされます。
給湯器を設置して数年でこれらの症状が出る場合は、お使いの給湯器メーカーのメンテナンス窓口に相談しましょう。
ひとつでも当てはまったら、寿命や故障のサインの可能性があります。
給湯器は安価な機器ではありません。
急な出費に慌ててしまわないよう、給湯器の寿命・故障の症状を知り、計画的に交換されることをおすすめいたします。
給湯器を設置してまだ数年なのにこれらの症状が出る場合は、お使いの給湯器メーカーのメンテナンス窓口に修理をご相談ください。
また、10年以上経過している場合には、修理よりも交換をおすすめいたします。
完全に故障してお湯が出なくなってしまう前に、故障のサインをキャッチして早めの交換をご検討ください。
長い間、機器を使い続けるとどうなる?
長期間機器を使用することで経年劣化が進み、重大な事故につながるおそれがあります。
10年以上使用している古い給湯器では、不完全燃焼による一酸化炭素中毒や火災など、重大なトラブルを引き起こしてしまう危険性があります。
火災事故に関しては、給湯器の内部に、不完全燃焼やガス漏れを未然に防ぐための「安全装置」というものが設置されています。しかし、長年使用している古い給湯器では安全装置が知らず知らずのうちに壊れていることも考えられます。安全装置が働かないことによって、ガス漏れによる火災や爆発事故を引き起こしてしまうおそれがありますので注意が必要です。